10月13日(土)、谷口ももよ先生の東洋美食薬膳協会での
季節の韓国伝統茶と薬膳菓子セミナーでした。

ご縁があり、講師を務めさせていただいております♪

今回は冬に向かって冷え性対策の伝統茶として3種類と
伝統的な韓菓をご紹介しました。

 

季節の韓国伝統茶と薬膳菓子セミナー

一つはナツメ茶。

ナツメをそのまま煮出す方法もありますが、ちょっと手間をかけて
今回は1時間ほど煮込んだナツメを濾して、ペースト状にしました。

この方法ですと保存がききますし、料理などにも使えます。

お茶の場合はペーストに湯を注いでいただきます。

お好みではちみつを入れてもいいのですが、ナツメの自然な甘さだけでも
十分かなと思います。

生のナツメはちょうどいまが旬ですね♪

 

丸っこいごぼうの様なものが入っているのは、高麗人参茶。
高麗人参もちょうど収穫の季節ですね。

高麗人参はそのまま煮込んだり、生姜と合わせることがありますが
苦味を極力抑えようと、はちみつ漬けにしました。

1週間以上浸けると、両方の味がうまく馴染みます。

湯呑みにお好みの量のはちみつ高麗人参を入れて湯を注ぎお茶にします!

いままでこの茶は何度もお話してますが、高麗人参の苦味が苦手な方も
結構大丈夫です。

 

最後のお茶は、みかんの皮。
乾燥させたものです。

一時期、豚もやせるお茶として日本で流行っていたことがありますよね。

みかんの皮を干したものは、漢方で橘皮といいます。

高麗人参と橘皮は、朝鮮時代の王様が養生のためのお茶として
よく飲まれていたそうです。

通常、ブレンドすることの多い橘皮ですが、単独でもさっぱりいただけます。

 

そして、韓国菓子は「梅雀菓(メジャッグア)です。

小麦粉をこねて板状に伸ばし、長方形に切り分けた後
ねじりこんにゃくのような形にし、揚げてシロップ漬けにします。

上にかかっているのは松の実の粉とシナモンをブレンドしたもの。
シナモンも王様が好んだ食材です。

王様は食治で体調を管理していましたので
今回ご紹介したのは、本当に体に良いものばかりでしたね。

ご参加くださったみなさま、ありがとうございました!

 

次回は、12月8日(土)韓国伝統茶講座になります。^^

テーマは、ゆず茶、水正菓、アマドコロ茶、薬食です♪
二期目は12月で最後になります!!!

 

いつもクリックで応援いただき、ありがとうございます♪

にほんブログ村 旅行ブログ 韓国旅行へ
にほんブログ村


人気ブログランキング

 

▼つながるハングルLINE@
ご登録いただくとイベント等の先行案内が届きます♪

友だち追加

 

アメブロ版!韓国料理研究家・ほんだともみのコリアンワールド

→ 11月10日(土)発酵で秋の韓国料理を楽しむ会 ハンコック

→ 11月17日(土)ポテサラ男爵×HAN COOK 第1回ポテサラコラボイベント ハンコック 満席

→ 11月27日(火)韓国菓子と伝統茶のプチセミナー スランジェ新大久保店

→ 11月29日(木)韓国発酵食講座(キムチ編) 張家 満席

→ 12月1日(土)韓国発酵食講座(キムチ編) 張家 満席

→ 12月8日(土)韓国伝統茶講座 東洋美食薬膳協会

→ 12月9日(日)キムチ作りと韓国おかずを楽しむ会  満席

ラインラインラインライン

◆継続中のお仕事

ナスラックキッチン 韓国料理ブログ執筆&レシピ担当
水刺齋(スランジェ) アドバイザー
慶尚北道聞慶(ムンギョン)市観光広報大使