8月31日(日)、成城HOSEKIにてコラボイベント「HOSEKI 美しき韓国宮廷の世界」 を開催いたしました。

成城HOSEKI

ありがたいことに募集開始直後に満席となり、当日は多くの方にご参加いただきました。改めて心より御礼申し上げます。

今回のテーマは、朝鮮王朝の王さまの食事 「十二楪飯床(シビチョプパンサン)」。

HOSEKIのパク・スヒョン オーナーシェフと、韓国料理研究家・本田朋美がタッグを組み、宮廷料理の世界を五感で楽しんでいただく特別なひとときとなりました。

最初のご挨拶のあと、私から宮廷料理の文化背景や料理にまつわるお話を30分ほど。

成城HOSEKI パク・スヒョンシェフ

「食を通じて歴史を体感する」という時間に、皆さまが熱心に耳を傾けてくださっている姿が印象的でした。

その後は、十二楪飯床をイメージしたお料理へ。

■旬のアペリティフ

成城HOSEKI 季節のアペリティフ

ビーツを使ったノンアルコールのドリンクと、青豆や大豆をちりばめたカンジョン。
本来はお菓子であるカンジョンも、前菜として爽やかに楽しめました。

■HOSEKIのシグニチャー料理・宝珠

成城HOSEKI 宝珠

35種類もの食材が詰まった一粒は、まさに“元気の源”。HOSEKIならではの逸品です。

■レモンスカッシュ

成城HOSEKI レモンスカッシュ

このスカッシュは無農薬のレモンを使っているので、レモンもしっかり食べられます。^^

■季節のジョン

成城HOSEKI 季節のジョン

ズッキーニ、ジャコ、イカ墨の3種類を、蓮の実入りの酢醤油で。

唐辛子の爽やかな辛味がアクセントになり、ジョンの旨味を引き立てていました。

■沢山のおかずと北朝鮮式参鶏湯(以北式参鶏湯)

成城HOSEKI 北朝鮮式参鶏湯

北朝鮮式は、いまソウルでも注目を集めているスタイル。

塩のほかに添えられたわさびが絶妙なアクセントに。さらに石の器に入ったクリーミーなエゴマ粥に浸していただくと、また新鮮な味わいでした。

このエゴマ粉は韓国で挽いてもらった殻なし粉を使用しているそう。パクシェフスタイルの参鶏湯は、私自身「ぜひ自分でも作ってみたい!」と思いました。^^

ここまででお腹も心も満たされつつ…

次回の【後編】では、さらに続くメイン料理や韓菓をご紹介します!どうぞお楽しみに!

 

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