昨日3月13日(金)は、韓国料理ディプロマレッスン1期生のレッスンでした。
今回のテーマは、開城料理。かつて高麗王朝の都として栄えた開城は、豊かな食文化を育んできた土地でもあり、開城料理は上品で繊細な味わいを持つのが特徴です。
今回の実習では、次の4品を作りました!
・包みキムチ(ポッサムキムチ)
・まゆ形の餅入り雑煮(チョレンイトックッ)
・キムチと豚肉の串チヂミ(ヘンジョク)
・揚げ菓子(チュアク)
ポッサムキムチは、テナガダコやあわびなど、さまざまな具材をたっぷり詰めて包む贅沢なキムチで、見た目も華やかです。食べてみると、意外にさっぱりしているんですよ。
そして、開城料理を語るうえで欠かせないのがチョレンイトックッ。小さな繭のような形のお餅を使うお雑煮で、開城の代表的な料理のひとつです。今回は餅も手作りしたので、完成までにはなかなかの時間がかかりましたが、その分とても味わい深い一杯になりました。
さらに、キムチと豚肉、わけぎを串に刺して小麦粉と卵液をまとわせて焼くヘンジョク。キムチ自体は事前に私が漬けておいたのですが、ゆっくり熟成する日数が足りなかったため、普段より常温で置く時間を長めにとりました。
焼いたときは香ばしさがキッチンいっぱいに広がり、思わず食欲をそそられる料理です。
そして最後は、韓菓のひとつチュアク。普段は『美しい韓国料理300選』(今回は『開城の家の開城料理』も使用)のレシピを使用していますが、日本での再現性を高めるために、チュアクだけ私のレシピにしました。
シロップにしばらく浸けたので、食べるたびにじゅわっとシロップが口の中に広がります。韓国の伝統菓子の奥深さを改めて感じる一品でした。
また4品以外には、休憩時間に干し柿のクルミ巻き(コッカンマリ)、食事のときのパンチャンとして、こごみナムル、豆腐キムチ、しいたけ焼き、新たまねぎのチャンアチ、たらの芽の酢コチュジャンがけをご用意しました。^^
今回のレッスンは、大きな節目でもありました。
ディプロマレッスン1期のメンバーが、1年間の伝統料理コースを修了。ささやかではありますが、修了証書をお渡ししました。
この1年間、映えや時短とは少しかけ離れた韓国料理の作り方や、その背景にある歴史や文化も学んできました。やはり、歴史的な作り方や難しい作り方を知ることで応用が可能になりますし、歴史や文化を知ることで料理への愛着も生まれると思っています。
そしてメンバーは、ここで終わりではありません。
来月から2年目に突入。これからは韓国各地の郷土料理をテーマに、さらに学びを深めていきます。
韓国料理の世界は本当に奥深く、知れば知るほど面白いもの。これからも皆さんと一緒に、その魅力を探っていけたらと思います。^^
▼お知らせとイベントです!
- 2026年3月24日(火)韓国料理ディプロマレッスン
- 2026年3月28日(土)コチュジャンワークショップ ガーデンキッチン御苑イースト
- 2026年4月5日(土)HOSEKI 美しき韓国宮廷の世界 成城HOSEKI
- 2026年4月12日(日)韓国語フリートークサロン 代々木ポジャギハヌルアトリエ
- 2026年4月17日(金)韓国料理ディプロマレッスン
- 2026年5月15日(金)韓国料理ディプロマレッスン
- 2026年5月23日(土)コラボイベント 阿佐ヶ谷HANCOOK
- 2026年5月25日(月)韓国料理ディプロマレッスン
- 2026年6月28日(日)「ミッパンチャン(常備菜)」のある食卓 よみうりカルチャー自由が丘
▼著書です!
- クンムルなしでは始まらない! 誠文堂新光社
- はじめてキムチの本 イースト・プレス
- 韓国ドラマ食堂 イースト・プレス








