昨日、韓国伝統菓子「薬果(ヤックァ)」のワークショップを開催しました!

ワタクシ、これまでのレッスンは料理中心でしたが、以前ソウルで学んだ韓国餅や韓菓の技術を活かし続けたいと思い、昨年からはカルチャースクールを中心に、韓国菓子をメインにしたレッスンも時々開催しています。

今回は、まずは冷たい梅茶を召し上がっていただきながら、自己紹介タイムからスタート。その後、私からレシピについて簡単な説明を行い、さっそく実習へ。

生地、シロップ、飾りを一通り仕込んだあとは、座学の時間。薬果の歴史や文化、そして近年のトレンドについてもお話しました。

再び実習に入り、いよいよ仕上げへ。

薬果はコツさえつかめば難しくないのですが、成形時にヒビが入らないようにしたり、油の温度を見極めたりと、細かな工夫が必要。最後に、シロップに浸けて仕上げました。

薬果ワークショップ

……と、ここまでは順調に進んでいたのですが、気づけば時間が押してしまい、食事がスタートしたのは14時前。

みなさま、本当にお腹ぺこぺこでしたよね…(苦笑)

今回ご用意した食事はこちら!

薬果ワークショップ 食事

・豆乳冷麺(コングクス)
ごまをたっぷり加えた、まろやかな味わい。

・アワビと海老の冷菜
マクワウリときゅうりを合わせ、酸味を効かせてさっぱりと。松の実の粉で香ばしさをプラス。

・牛肉とうずら卵のしょうゆ煮
牛肉は塊肉をじっくり茹でる、昔ながらの丁寧なレシピで。

・小松菜のえごま和え

・桔梗の根としめじのナムル

・夏野菜の酢漬け(チャンアチ)

・白菜キムチ
私史上最も簡単なヤンニョムで漬けたのですが、意外にも大好評!秋には久々に白菜キムチのワークショップも企画したいと思います♪

薬果ワークショップ 食事

最後は、みなさまが手作りした薬果を容器に詰め、ポジャギで風呂敷包みを。

このとき、レンタルキッチンの利用終了時間が差し迫っており、片づけに必死だった私は、急きょご参加いただいたポジャギアートの先生に包み方のレクチャーをお願いしてしまいました(笑)

薬果ワークショップ 風呂敷包み

先生のおかげで、無事に時間内にすべてを終えることができました!

ご参加くださった皆さま、本当にありがとうございました。

【次回ワークショップのお知らせ】

9月27日(土)は、韓国の秋夕(チュソク)の風物詩「松餅(ソンピョン)」をテーマに開催いたします。

今週中に募集をスタートいたしますので、ぜひスケジュールに入れておいてくださいね!

それでは、次回もどうぞよろしくお願いいたします!

 

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