10月17日(金)第1期メンバーの韓国料理ディプロマレッスン6回目を開催しました!

今回のテーマは「伝統料理」。

白身魚の蒸し物(어선/オソン)、干し鱈焼き(황태구이/ファンテクイ)、鶏スープ(닭곰탕/タッコムタン)、焼き餅(부꾸미/プクミ)の4品を実習しました。

韓国料理ディプロマレッスン

■白身魚の蒸し物(어선/オソン)

薄くそぎ切りにした白身魚に、味付けした牛肉・干ししいたけ・にんじん・きゅうり・黄白の錦糸卵をのせて巻き、蒸した宮中料理です。

蒸すことで、ふわっとした魚の中に具材のうま味が広がり、酢醤油や芥子ソースとの相性も抜群。特に芥子ソースは、オソンの味をより引き立てていまいた。

■干し鱈焼き(황태구이/ファンテクイ)

戻した干し鱈に油醤(ユジャン)とコチュジャンヤンニョムで味をつけ、網で香ばしく焼き上げました。今回、焼き網の扱い方を学んでいただくために、この料理をセレクト。

ファンテクイは噛むほどにうま味が広がり、「これはアテだね!」とつい言ってしまった一品です(笑)。試作のとき、冷蔵庫で冷やしたものを食べても美味しかったですよ。^^

■鶏スープ(닭곰탕/タッコムタン)

参鶏湯の原型とされるスープ料理です。

今回は丸鶏の扱い方をお伝えし、韓国式の下処理は口頭で、日本式の方法で実践しました。両方のやり方を知っておくと、今後の活動にきっと役立ちますね!

■焼き餅(부꾸미/プクミ)

たかきび粉と湿式もち粉を合わせて作った生地に、手作りの小豆あんを挟んだ伝統餅。ディプロマレッスンで使用しているレシピ本をベースに、その昔、ツーリズムEXPOジャパンの光州ブースでお手伝いしたときの作り方を取り入れました。(プクミを焼いていると、あのとき延々と焼き続けた思い出がよみがえります!)

この日の食卓には、私が用意した大根キムチ、大根と干し柿のナムル、おでん炒め、そして韓友からいただいたおおまさりの塩ゆでも並びました。

実習後の講義では『飲食知味方(음식디미방/ウンシクティミバン)』についてもお話ししましたが、なんとレッスン後に、関連書籍を自分が持っていたことに気づくというオチも(笑)。

飲食知味方

来月、みなさんに実際にご覧いただきますね!

第1期のみなさん、今回もお疲れさまでした♪

そして、28日(月)にお会いする第2期のみなさま、どうぞよろしくお願いいたします!

 

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